大手人事からベンチャー人事へ華麗なる転身 委員長インタビュー #3【セミナー】


委員長インタビュー#3【セミナー】 メディアリンク株式会社 人事総務部 部長 大畑 幸夫 人事からニッポンを元気にプロジェクトは様々な会社の人事が委員会運営を担 …

この記事は約5分で読み終わります。

委員長インタビュー#3【セミナー】
メディアリンク株式会社
人事総務部 部長
大畑 幸夫

人事からニッポンを元気にプロジェクトは様々な会社の人事が委員会運営を担っています。その委員長にインタビューを行いました。今回は【セミナー委員会】の委員長を務めるメディアリンクの大畑さん。大手企業からベンチャー企業への華麗なる転身。新たなチャレンジに迫ります。


ー今までのキャリアを教えてください。
大学卒業後、新卒で富士フィルムビジネスイノベーションジャパン株式会社(元富士ゼロックス株式会社)に入社し、営業、人材開発、広報宣伝、経営企画、人事(採用と教育)をやってきました。
1社に23年間お世話になり、最後は新卒・キャリア採用のマネジャーとして約400名の採用に携わっていました。45歳でベンチャーに転職を決意して、2022年2月にメディアリンク株式会社に入社しました。

ー転職理由はなんだったんですか?
きっかけは、終身雇用の時代が終わり、人生100年時代を迎えるなかで、大手企業にこのまま依存していていいのか?という危機感が生まれたことですね。あとはもう「働きがい」の一言ですね。大手企業は例えるなら大きな船で、しっかりしていますから、良い意味で私がいなくても、誰かがいなくなったとしても、船が進むようにできています。何とかする力が凄いんですよね。
もちろん、23年お世話になった大好きな会社でしたから、そのまま大きな船のなかで、精一杯働くという選択肢もありました。でも最後は、結果や変化がすぐにストレートに跳ね返ってきて、躍動感を感じる環境で働きたいと思い、あらたな航海を決意したという経緯があります。
45歳は自分の力を試すラストチャンス!という想いもありましたね。

ーその中でもメディアリンク株式会社に意思決定された理由はなんだったんですか?
創業者がいまの社長であり、叶えたい未来に共感したこと、そして、その本気度に惹かれたことに尽きますね。メディアリンクは、非常にミッションドリブンな会社で、従業員全員が同じ方向を見て、目の前の仕事に真摯に取り組んでいる、また社内のすべての仕事が尊い仕事であり、従業員一人ひとりにちゃんと光があたっている会社です。
ミッションとしては「関わるすべての人に感動とHAPPYを」を掲げています。
社長とは何度も選考の中でコミュニケーションを交わして、お互いを確認できたと思っています。転職には迷いもありましたが、最後は理屈じゃなくてハートで決めました。大手からベンチャーへの転職には、勇気がいりましたが「迷ったら厳しいほうをとる!」という前職での教えを貫きました。


ー具体的な事業としてはどんなことしてるんですか
音声テクノロジーに強みがある企業で、コミュニケーションの課題をITで解決したいと考えています。今は、toBマーケットをターゲットに「お客様である企業」と「お客様のお客様である一般消費者」との声のコミュニケーションを、自動音声システムやチャットボットなどを使って自動化したり、効率化したりすることを価値としています。
実はチャットボットの領域は、国内で2番目に市場参入しており、チャットボットの領域ではパイオニアなんです。
ただ、ビジョンに掲げている「コミュニケーションの課題を解決して思いやり溢れる社会を造る」ためには、現状のままでは叶いません。今後は、toC に打って出る必要があると思っています。
今、toC 向けのSNSコミュニケーションプラットフォームが普及して、コミュニケーションが非常に便利になっているのは間違いないのですが、テクノロジーによる効率化が優先され、コミュニケーションの誤解やいじめ、誹謗中傷が起こってしまっているのも事実です。これらを解決したい!というのが私たちが目指す世界観です。

ー今の大畑さんのミッションはなんですか?
人事・総務の全般を見ていて、まずは、新卒・中途のエンジニアとビジネス職の採用・育成から着手し改革をすすめています。
かなり忙しいですが、社内は課題だらけなのでやることがいっぱいあって、ある意味めちゃくちゃ幸せです。


ー委員会に参加しようと思った理由を教えてください。
ベンチャーだと「ひとり人事」みたいな企業も多いのではないか?と思います。
大手では人事のプロフェッショナルな諸先輩方が多く、たいへん勉強になりましたし、助けられました。ですから、ベンチャーのマーケットにおいても、「困った時に頼れる人事の仲間が外の会社にいる」という環境を実現したいな!と思ったのが理由です。人事同士でも、会社規模や成長のステージ別にいろんな課題があって、それをどう解決をしているのか、情報交換の場があることは非常に貴重だと思っています。

ーセミナー委員会を今後どうしていきたいですか?
このようなセミナーは世の中でいっぱいあるので、同じだと面白くないかな?と思います。セミナーだけじゃなく他の委員会とも協力し、参加してくださった方にどれだけポジティブな影響を与えられるかを考えていきたいですね。いろいろ学べて、人事同士がつながって、そこから新しい知識が生まれる、そんな委員会にしたいですね。ユニークで面白い企画ができるといいなと思います。

ーどんな方に委員会に入って欲しいですか?
そうですね、ドラえもんでいうと、ドラえもんがたくさんいる組織よりも、のび太くんがいて、ジャイアンがいて、しずかちゃんがいるような多種多様な人が集まる組織の方が面白いと思ってます。ですから、個性豊かな方で、なによりポジティブな人事の方にいらしていただきたいです。

ープロジェクトを知らない方たちにメッセージをお願いします。
ベンチャーにきて今思うことは、浅くて、広い、数多くの繋がりは、狭くて深い繋がりよりも「強い」なんて思うことがあります。そう考えると、人事の皆さんにとってみても、とても有益なことじゃないかと思いますので、是非参画していただいて、より良い日本の未来をつくる人事というものを一緒に考えていけたら嬉しいなと思います!



Contact お問い合わせ