次世代の人たちの世界を広げる 委員長インタビュー #4


委員長インタビュー #4 株式会社情報戦略テクノロジー 人材採用部新卒採用課 課長 藤原 脩平 人事からニッポンを元気にプロジェクトは様々な会社の人事が委員会運 …

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委員長インタビュー #4
株式会社情報戦略テクノロジー
人材採用部新卒採用課 課長
藤原 脩平

人事からニッポンを元気にプロジェクトは様々な会社の人事が委員会運営を担っています。その委員長にインタビューを行いました。今回は【SDGs委員会】の委員長を務める情報戦略テクノロジーの藤原さん。Giveしていく想いを大切にしたいと語る新委員長に迫ります。


ー簡単な自己紹介と御社の紹介をお願いいたします。
2016年に弊社に入社し、現在、人材採用部新卒採用課でマネージャーをしております。
早稲田大学の教育学部出身で元々学校の先生になろうと思ってました。
みんなが平均点を取りにいく教育よりも、11人が自分の好きなこととかやりたいこととかを自信持って取り組むような状況だったら、人も社会も豊かになるのではないかと考えていたからです。でもこのまま先生になると、学校という世界から学校という世界に行くのかと思って。いろんな世界を見たくて、IT業界に入ることにして、最終的に弊社への入社を決めました。
弊社、情報戦略テクノロジーの紹介をするにあたり、少々世界の動向についてお話させてください。30年前の世界時価総額ランキングを見ると、トップ50の半分以上が日本企業でした。ところが、最新データだと某大手自動車メーカーのみがランクイン。加えて30年前にはランクインしていなかったIT企業がトップ10の内7社を占めています。つまり、世界は今、ご存じのようにIT企業が牽引しており、日本はその波に乗り遅れています。ITは今や産業の基盤です。ITが発展しないと、日本の経済成長は進まないだろうと弊社は考えています。
ただ、現状だと日本のDXは成功率わずか数パーセントと言われており、失敗の根本的な課題が業界の多重下請け構造だと考えています。私たちは、社会に豊かさを届けるべく、ビジネスを成長させていく企業様とパートナーシップを組み、デジタル化を支援する0DXというサービスを展開しています。

ー人事業務について詳しく教えてください!
メインは新卒採用の領域を担当してます。選考から入社までを見続けるのが主な役割です。採用に関しては、全体の採用戦略、コンセプト設計から、1dayインターンの企画、面接官やリクルーターマネジメント、面接の標準化などを幅広く担当しています。


ー人事からニッポンを元気にプロジェクトに所属してみていかがですか?
色んな人事の方々が一堂に会する場は新鮮で貴重だと思っております!特に他社だとこうしている、弊社だとこうしているという情報共有ができる点がすごく良いなと思っております!人事はずっと会社の中を見ていたりするので、外部との交流がなく、気づいたら社内に閉じやすい仕事だと感じます。もちろん、採用では競合に勝ち優秀な人材を獲得することが大切ですが、一方で自分だけ勝ちに行こうとするとうまくいかない時代なのかなと感じております。そういった意味で他社の人事と情報を共有しながら、 お互い良いものを作っていくことができる、このような場は貴重だなと思いますね。

ーSDGs委員長に就任された理由をお伺いさせていただきたいです。
SDGsというテーマを通じて、学生達に色々な世界を見せてあげたいと思ったからです!委員長になると色々大変になってしまうかもと思いました。でも、せっかくやるなら、最前線でやっている方が身につくことはたくさんあるだろうし、昔からリーダーなど中心になって立ち回ることが多かったので、委員長になりました。

ー今後のSDGs委員会のビジョンを教えてください。
まずはSDGsの目標の一つである「質の高い教育をみんなに」をテーマにして、大学生を対象にした、未来の選択肢を増やせるようなワークショップを開催していきます。大学生と話をしていると、コロナの影響で熱くなれるものを見失っている学生さんが多いと感じました。大学生活でやりたいことがあっても機会が得られなかったり、就職活動においては、インターンシップも結局ただの説明会になっているという話も聞いております。
であれば、何か新しいことを経験する機会、視野を広げる機会を提供できたらいいなと思い、企画を進めています。
直近で、地方創生に本気で取り組んでいる友人がいるので、その友人を招いてワークショップをやります。
学生たちには、普段では関わらないような人たちの話を聞いて、改めて「自分は何をしたいのだろう」と考えてもらうようなきっかけになれば嬉しいです。もしかしたら、機会を通じてその人の才能が最大限発揮されることに繋がるかもしれない。そしたら、その人には働きがいも生まれるだろうし、その人の活動がまた他の人の視野を広げるようなきっかけになるし、、、そんな連鎖が生まれていけば良いなと思っております。

ー最後にどんな方に委員会に入ってもらいたいですか。
「こういう人でないとダメ」は特に決めていません。
ただ、SDGsというテーマである以上、「Giveしていこう」という考えを持つ人に入っていただきたいです。自分たちの仕事に必ずしも直結しない場合もあります。だからこそ、まずは相手のために、学生のためにこういうことをしていきたいとGiveしていく思いを大切に取り組んでいきたいです。そんな人たちが本気で取り組めば、自ずと良い組織になっていくと思います。

(インタビュー/記事執筆:村上雄飛 写真:大里有未)

 



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